インドア系アラサーでも楽しく遊びたい。

いつまでもゲームや中二病が好きなんよ。

アラサーが辿ってきたアニメと現在の心境

こんにちは。oyuu3です。なんだか最近日々が楽しいです。皆様はいかがでしょうか?

昨今はたくさんのアニメが放送されていますね。

放送されている作品の選択肢が多すぎて、どれを見たらいいかな?と迷っては結局なにも見なかったなぁ。なんてことを繰り返してしまいます。

ようやく、お?これ面白そうだなぁと見てみたら本当に面白くて、

どうして見なかったんだろう!誰かと共有したい!」と思って放送年を確認すると、数年前の作品で、え?今頃その話してるの?なんて言われてしまう事が多いです。

10年前の出来事でも、「それ最近じゃん?」なんて感覚でいるアラサーです。

そんな時代遅れの私ですが、今回は自分の辿ってきたアニメのお話をしたいと思います。

 

初めてアニメに触れた記憶

 

これは恐らく、アンパンマンドラえもんですね。クレヨンしんちゃんかもしれません。

今でもそうだという子は多いのではないでしょうか。

これは親御さんの教育といいますか親心から来るものも大きいでしょうね。

子どもに見せても安心できる作品という点と共通の話題にできますものね。

 

という自我に関係ない話はこのくらいで、

自分の意思、興味を持ってアニメ作品というものを見たお話をしたいと思います。

当時小学生くらいだったでしょうか。夕方に『ドラゴンボールZ』という作品がアニメで放送されていました。

最近でも再アニメ化されましたね。一大ブームを巻き起こした大ヒット作品です。

私もご多分にもれず、大ハマりしました。

スラムダンク』『幽遊白書』『忍空』『るろうに剣心』あたりも同様ですね。

女の子たちの間では、『美少女戦士セーラームーン』が流行っていました。

今でこそ羞恥心を捨てて楽しめますが、当時は”女の子が見るものだから”という気恥ずかしさのあまりに視聴できませんでした。後にこっそり『おジャ魔女ドレミ』は見ましたが。

それでも同級生の子がよく主題歌を歌っていましたので、私は今でもソラで歌えるほどにはよく覚えています。

兎にも角にもアニメを見るという事の面白さを知った私は、そこから他の作品にも次々と興味を惹かれていきました。

『週間少年ジャンプ』に掲載されていた漫画のアニメ化作品は当然にして、

当時人気のあって放送されていたものは片っぱしから目を通していたような気がします。

 

レンタルビデオ店と出会い

話は変わりますが、皆様”ビデオ”といって通じるのでしょうか?

当時DVDなんて小洒落たものはなく、VHSという大きいテープに映像を記録して保存したものが主流でした。

映画のフィルムがありますよね?(わかるかな?)あれを少々チープにしたようなものだと思っていただければわかりやすいかもしれません。

多くの家庭ではこれを録画・再生できるビデオデッキがテレビ台の下に置かれていました。

私の育った家庭では両親がよくビデオを見ましたので、

ある日小学生だった私は、その影響でレンタルビデオ店に連れて行ってもらいました。

そこのアニメコーナーでは多くの作品があることに衝撃を受けた事をよく覚えています。

陳列されている作品群を眺めるだけで興奮を覚えました。

これが、私がアニメに傾倒していくきっかけとなるのです。

 

視聴していった作品

まずガンダムから入ります。略称となりますが、

『G』『W』『V』『Z』『ZZ』『初代』『0083』『08MS小隊』『逆シャア』『F91

これらを次々と制覇していきました。

その間にも特撮ものやゲームも並行して楽しんでいます。

これらを見ていくうちに中学生となっていくのですが、

そこで『アニマックス』というケーブルテレビのアニメ専門チャンネルに出会います。

これも親にねだり、加入させてもらいました。

そこでは色々な系統のアニメを24時間放送されており、録画を駆使しつつ、様々なジャンルのアニメを日夜見る日々でした。

視聴してきた作品の一例を申しますと、

魔神英雄伝ワタル2 』『ママレードボーイ』『天空のエスカフローネ』『魔法騎士レイアース』『ドラゴンクエスト』『とっても!ラッキーマン』『ウルトラマンキッズ』『少年アシベ』『無責任艦長タイラー』『魔法陣グルグル』『ふしぎ遊戯』『スレイヤーズシリーズ』『飛べ!イサミ』『新世紀エヴァンゲリオン』『地獄先生ぬ~べ~』『機動戦艦ナデシコ』『カウボーイビバップ』『YAT安心!宇宙旅行』『ポケットモンスター』『中華一番!』『夢のクレヨン王国』『ブレンパワード』『スーパーミルクチャン』『デジモンアドベンチャー』『仙界伝 封神演義』 それから……

おっと、キリがなくなってしまうのでこれくらいで。

とてもじゃありませんが羅列できません。

その後2000年代に入ってもたくさん視聴しておりました。

そこには立派なオタクが誕生していたのです。

 

アニメをあまり見なくなってしまった時期

なんだかんだと高校生くらいまではアニメとゲーム漬けの日々でした。

しかし大学に進学してから、あるいは成人してからだったでしょうか。

パタリと見なくなってしましました。

興味がなくなってしまったわけではないのですが、

生活環境の変化からか、はたまた精神的なものなのか。

毎週放送を追いかける。という行為が苦手になってしまいました。

そもそも作品を視聴した後に誰かと語りたいというタイプではなく、

自分の中で物語を消化できれば満足するタイプでしたので、

流行を追いかけたいという気持ちが薄かったからかもしれません。

気になった作品があれば見たい欲が出てくるのですが、

さぁいざ視聴するかという段になるとなかなか一歩目が踏み出せなくなってしまうんです。

一度間が開き、それが続くと慣れてしまい、やがて習慣になります。

気が付くと私は、違う事ばかりしているようになってしまっていました。

 

再び欲が湧いてきた

アニメとはあまり縁のない生活を過ごしてきた私ですが、

30も過ぎたところで、友人たちが様々なアニメをみているという話を聞いているうちに、何か見たいという欲が湧いてきました。

元々ゲームもたくさんプレイしてきた自分ですので、冒険ものや異世界ファンタジーなどは大好物です。(いまだに中二病やっているくらいですから

先日『Re:ゼロから始める異世界生活』を1話からすべて見終えました。(遅いと言われてしまうのでしょうか……?)

年甲斐もなくボロボロと泣いてしまいました。

特に白鯨と呼ばれる強敵と戦うさなかで、様々な陣営から戦力が集結していく場面があるのですが、

その世界では14年前人類は白鯨と戦い、手痛い敗北を喫しています。

ヴィルヘルムという老紳士も騎士として戦いましたが、その戦いで妻や多くを失った1人でした。

その雪辱を晴らすために、彼を慕ってすでに現役の騎士を引退した者たちが、次々とやってくるのです。

もう老年でしょうに現役の騎士らと違わぬ士気と、変わらぬ研鑽を持ってです。

そうして主人公に代わるがわる頭を下げ、礼を述べていくのです。

戦う機会をくれてありがとうと。

戦う力を持たない子どものような年齢の主人公にですよ?

なんて高潔な人たちなのだろうと声を出して大泣きしてしまいました。

そして見終わった後には、こういった心を揺らしてくれる作品に出会えるのであれば、

再びアニメというものに向き合いたいと、思えるようになったのです。

 

最後に

年齢を重ねてきて人恋しくなってしまったようで、

自分の気持ちを他人と共有したいという欲が最近出てきました。

自分が感じた事は他人にはどう感じられたのだろうか。

同じ場面を見ても、人によって全く違う事を考えるのが人間だと思います。

そういう個人の感想レベルのものを、熱量を持って語り合いたい。

そう思うようになりました。

これまであまり他人におすすめの作品など聞いてこなかった私ですが、

ここ最近はよくおすすめを尋ねるようになりました。

その中から自分の気に入った作品を探し出し、またそれを語りあう楽しさ。

これをいい歳してから覚えてしまいました。

昔気質のオタクでしたので、そういうものは個人の中で、あるいは狭いコミュニティの中でだけ消化するものなんだと思っていましたし、それで充分満足していたのですが、

アニメを通じて、こういう楽しみ方があるんだなあと、教えてもらいました。

あぁ、書いているうちにまた、熱が高まってきたようです。

さぁ、今日は何を見ようかな。

 

大人も子供も、おねーさんも。思い入れのあるゲーム MOTHER2

皆さまこんにちは。いつまで経ってもゲームは辞められません。oyuu3です。

子どもの頃からゲーム漬けの日々を過ごしてきました。

私はゲームが大好きです。

特にストーリー性のあるゲーム、シナリオとキャラクターが両立している作品が大好きで、クリア後に余韻が残るものに出会えると本当に幸せな気持ちになります。

そういった作品のジャンルとしてはやはりRPGロールプレイングゲームが数多く記憶に残り、

また好んでプレイしていました。

今回はその中でも子どもの頃からずっと大好きなゲームである

MOTHER2 ギーグの逆襲』について語りたいと思います。

 

 

MOTHER2とは

1994年8月27日。夏休みも終わろうかという時にそのゲームは発売されました。

機種はSFCスーパーファミコン)。任天堂より発売されたRPGゲームです。

当時元SMAP木村拓哉さんがCMに起用された事で話題にもなりました。

ゲームのキャッチコピーはタイトルにもありますが、

大人も子供も、おねーさんも。

この作品にはコピーライターの糸井重里さんが大いに関わっており、

本キャッチコピーも糸井さんがつけられた事で有名です。

本作は”2”と題されている通り、MOTHERシリーズとしては2作目になります。

前作はFC(ファミリーコンピュータ)用のRPGとして発売されましたが、

本作とは直接的な関わりは薄く、2から始めても楽しめる内容となっています。

 

MOTHER2のあらすじ

ある日ある地方の都市に住む少年の近くの山に隕石が落ちてきました。

その日の深夜、幼馴染の悪ガキが家をものすごい剣幕で訪ねます。

弟が隕石の様子を見に行ったまま帰ってこない。一緒に探して欲しいと彼は言います。

快く承諾した主人公の少年「ネス」は幼馴染の「ポーキー」、そして愛犬と共に隕石の元へ向かいます。

襲ってくる野犬や野ガラス、野ヘビなどを払いのけ、隕石の元へたどり着くと、

そこで居眠りをするポーキーの弟・ピッキーを発見します。

安堵し帰宅しようとする一同の元に、突然隕石の中よりカブトムシが現れました。

カブトムシは自らを「ブンブーン」と名乗り、10年後の未来から来たと語りました。

未来では「ギーグ」という宇宙人が世界を征服せんと地球に攻め入り、

世界は壊滅の危機にある。3人の少年と1人の少女が世界の危機を救う存在であり、ネスこそがその存在と確信した。そう言って彼に同行します。

不思議な同行者と共に帰路についていると、未来からの刺客である

スターマンのむすこ」に襲われます。

辛くも撃退した一行は無事ポーキーの家にたどりつきますが、

ポーキーの両親は激怒。兄弟は父親からきついおしおきを受け、

癇癪をおこした母親に羽音がうるさいとブンブーンは叩きつぶされてしまいます

ブンブーンはネスに今後の道や使命を言い遺し、息を引き取りました。

あくる日の朝、少年ネスは未来の地球のために、旅立ちました。

 

MOTHER2の世界観の魅力

細やかなテキストに込められた遊び心

 

本作の製作には糸井重里さんや、任天堂HAL研究所などの元社長である故・岩田聡さんが深く関わっています。

シナリオやセリフ回しには糸井さんがそのほとんどを監修しており、

丁寧で遊び心満載のテキストが至る所にちりばめられています。

私は町などにいる名もなきキャラクターのセリフが、丁寧に仕込まれている作品がとても好きです。

ストーリーの進行度で話す内容が変化したり、何度も話しかけることで言動が変化するような細かな演出があると楽しくてたまらなくなります。

RPGで街の人にすべて話かけないと気が済まない人っていますよね?

私がそれなのですが、一度では気が済みません。

少し話が進むごとにまたもう一周してしまいます

遊ぶ以上味わいつくしたいタイプなのです。

本作品では、いたるところにユーモアなテキストが仕込まれています。

人だけではなく様々なモノや動物、建物のドアなんかにもクスッときてしまうような

演出が隠されていたりするのです。

これがたまらなく楽しい。

人は期待してから実際に物事を体験すると、想像に反して勝手にがっかりしてしまうようなことがあるかと思います。私もよくあります。

しかしMOTHER2ではその期待に応えてくれる体験ばかりでした。

アイテム一つとっても楽しいものばかりです。

誰が”タコけしマシン”だったり、”ゾンビホイホイ”なんてものが重要なアイテムとして渡されると想像できるのでしょうか?

そんなピンポイントでニッチなもの来るの?嘘でしょ?

なんて思ってはニヤニヤとしてしまいます。

 

ちょっと不思議で人間味のあるキャラクター

物語を進めるうえで、主人公たちの行く先々ではお話の鍵となるキャラクターが沢山登場してきます。

町を仕切るギャングのボスだったり、劇場のオーナーに騙されて借金を背負ってるバンドメンバーだったり、自称トレジャーハンターから宗教団体のトップになるおじさんなんかもいて様々です。

どせいさん』なんていう不思議な生物には思わずクスっとしてしまいますよ。

その人たちはみんなどこか抜けているところがあり、一見そうはならないだろうと思わず突っ込みたくなるような行動をとったりしてしまうのですが、

大事なもの、大事な場面では自らの信念を貫くような格好良さも持ち合わせています。

彼らと接しているうちに、思わず、

「そうだよなぁ、人間だもの。そういう事もあるよなぁ」

なんてどこか受け入れられてしまう。

そんな魅力を持ち合わせているキャラクターばかりなんです。

MOTHER2RPGですから、戦闘をしてレベルをあげたりする機会もあります。

しかし主人公たちは命をとりません。やっつけたり懲らしめたりするだけです。

日常の中の非日常。というような世界で冒険している彼らが出会うのは、

いつだって生身の生物たちです。町で生活しているような普通の人もいます。

そんな彼らにとっては敵と言えども命ある存在で、簡単に奪っていいようなものではないと思えるわけですね。

戦いはしますがそれは振りかかる火の粉を払うだけ。

奪うための戦いじゃないんです。

命って軽いもんじゃないよ?そんなメッセージ性をプレイしていると感じさせられます。

それでも亡くなるキャラクターは出てきます。

しかしその死、あるいはそのキャラクターの生に意味があったと思わせてくれる。

そんな生き様や背景が想像出来て、感情がまた揺れるのです。

 

最後に

MOTHER2のキャッチコピーは

『大人も子供も、おねーさんも。』ですが、

本作のパッケージの裏にはこう書かれています。

(このゲームをはじめると……)

こどもはおとなに、おとなはこどもに、なってゆきます。

子どもの頃に遊んだ時には、作品内で描かれる主人公を今の自分に投影して

一緒に成長を味わう体験をさせてもらいました。

大人になってからプレイすると、主人公を過去の子どもだった自分に投影して

「あぁ……そんなこと自分にもあったなぁ……」という郷愁の念を思い起こさせてくれるのです。

そうしていつだって、このゲームをするたびに、あの頃の子どもだった自分に戻らせてくれる。

これが私の感じる、この作品の一番の醍醐味なんです。

昨今はスマホゲームに代表されるソーシャルゲームブラウザゲームなどが主流になっています。

腰を落ち着けて家でテレビ画面に向かってゲームをじっくり楽しむ。

そんな機会は減ったのでしょう。

あるいは採算がとれなくて作られなくなってしまった作品も増えたのかもしれません。

ですが体験したことのある人はもちろん。

一度も体験したことのない人にはぜひ。

じっくりと腰を据えて、画面に向かって、丁寧に作られたゲーム作品にのめり込む。

そんな経験をして欲しいと願っています。

昔の触れたことのない作品に、今夜触れてみませんか?

名作はいつだって、名作なのですから。

ティーンズ向け娯楽小説とアニメ化の変遷についてアラサーが思う事

 

皆さまこんにちは。最近、楽しんでいますか?

昨今の文字媒体における娯楽作品として、

小説家になろう等のユーザー投稿作品から人気を博すものが主流となっていますよね。

スマホ一つで気軽に無料で読めますし、熱量の高い作者さんは

毎日のように投稿していますので日課として楽しむ人も多いのではないでしょうか。

多くの人が面白い!と感じた作品は書籍化やアニメ化などもされていて、

昨今の流行アニメを見ると原作は、いわゆるなろう系と呼ばれるものが非常に多くてビックリします。

これはひと昔前からオタクやってる人間からしたら異例のことなんです。

今回はアラサーから見たメディアミックス作品について語らせてください。

 

 

 

ライトノベルとメディアミックス

今でもありますが、ひと昔前はティーンズ向けの文字娯楽としては、

ライトノベルが主流でした。

これは各出版社がそれぞれ賞レースのようなものを開催して、

年に数回作品を募り、その中でプロが審査を行い、見込みがあるとされた作品を表彰し、各媒体が持っている月刊誌等への掲載や、賞金の獲得、

実際にライトノベルとして本を出版してもらえるといった内容のものです。

当時は個人で発信して書籍を発行するという文化はほとんどなく、

せいぜいがコミックマーケットなどで同人作品を出す程度のものでした。

その中でプロの小説家を目指すのであれば、この賞レースで入選するくらいでしか道がありません。

多くの人が書籍化を目指して応募していた。

そんな時代でした。

ましてアニメ化ともなれば、そのやっと書籍化できた作品が各出版社で人気を博し、

本をたくさん売り上げることのできたほんの一握りの作品でしか成し得ませんでした。

 

なろう系と呼ばれるオンライン小説投稿サイトの誕生

そういった時代ですので、少なからずお金を出さなければティーンズ向け小説を読むことはなかなか出来ませんでした。

その後同人活動の一環として、SSと呼ばれる、2ちゃんねるなどの掲示板サイトに2次創作作品として個人が気軽にストーリーを投稿する文化が出てきました。

当時はスマホではなく、まだガラケーの時代でした。

無料で気軽に他人が創ったストーリーを読め、原作ではありえなかった【if】の展開を上手に話として成立させた作品に出会うと、とても楽しかった事を思い出します。

2000年代後半には、「ケータイ小説」ブームなども起こりました。

そういった作品を集めた、いわゆる「まとめサイト」なども現れ、文化としてそれなりに定着していきました。

今にして思えばオンライン小説投稿サイトのはしりではないでしょうか。

そうしてネットで小説を読むのが定着してきたころ、小説家になろうなどのユーザー小説投稿サイトが台頭してきたのです。

 

『好きな作品にお金を落としたい』という意識の変化

先ほど述べたように、以前はお金を払ってから作品を読むのが当然でした。

しかし現在は、まずは無料で個人が書いた作品を手軽に読むことができるようになりました。

その中で好みの作者・作品をこれまた個人がSNSや口コミなどで拡散したり、

応援することによって書籍化、アニメ化に至る道が出来ました。

これによって好みの作品にお金を落としたい

といったようなファン心理の変化が生まれたように思います。

買って読んでみるまでわからない。

ある意味でギャンブルのような作品の知り方も楽しかったですが、

広く受け入れる入口としては、気軽に誰でも読めるという形式は

とても優れていますし、

気に入れば応援したいという人がたくさん出てくるのもなるほど道理ですよね。

 

作品のアニメ化について

作品の知名度の広がり方にSNSなどが使用されることによって、

全くその作品を知らなかった層からも認知されるようになりました。

これは元々ライトノベルなどの原作を知っている人たちからのみファンを得られる作品と比べて、とても優位性があります。

世の中の人に広まっていく速度が段違いだからです。

製作する側の方も認知度や期待度がなければ作れないですからね。

元々小説や漫画からドラマを作られることなどはありましたが、それも認知度や人気があっての話です。

今や情報が拡散していく速度が違いますから、

書籍化と同時にアニメ化、コミック化されることも珍しくありません。

私は、一創作物ファンとして、昨今の次々とメディアミックスされていく現状を好ましく思っています。

いつだって自分の好きなものが認められるというのは嬉しいものです。

まぁ、ただブームに乗っかって雑なつくりでとりあえず作っちゃいました!

が感じられるような完成度のものは勘弁してほしいですけどもね。

 

最後に

ユーザー小説投稿サイトが流行したことで、

その界隈でブームや傾向が生まれたと思いきや、そのジャンルが乱立して、

あっというまに次の流行へと移行する。

そんなループがよく発生しています。

コンテンツの消化速度が当然のように早まっていて、

ともすればジャンルでの立場の奪いあいのような、競争しているかのような感覚を覚えます。

下手をすれば他人の作品の良いとこどりだけして、中身の薄い、どこか見た事のあるような内容の作品もあるかもしれません。

人気を得たい人がいる以上、ある程度は仕方のないことかもしれませんが、しかし多くの作品に触れるユーザーが増え、

目の肥えた読者も増加してきています。

その中で人気を獲得し、メディアミックスされた小説作品はやはりどこか光るものがあるものです。

作者の熱量や技術も多分に込められているでしょう。

それらがコミック化やアニメ化された時には、

ファンサイドも、製作サイドも、を持って作品に関われる文化であることを私は、いつも願っています。

『Among us』というゲームを、脳みそポンコツぼっちプレイヤーがプレイする時に気を付ける事。

皆さまこんにちは。oyuu3と申します。近頃やっと少し涼しくなってきましたね。

私は昔からゲームが大好きなのですが、最近特にやりたくてたまらないゲームがあります。

その名も「Among us」です。しばらく前から話題になっていますよね。

しかしなんとも考える事が多いゲームで、なかなか上達できません。

今回は脳みそがポンコツな、ぼっちゲーマーがAmong usをプレイした感想と、

ポンコツが気を付けるべき事について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

そもそもAmong usの基本とは?

Among usは、プレイヤーがとある宇宙船の中の乗組員として活動するゲームです。

プレイヤーは2陣営に分かれ、それぞれ

クルーメイト(乗組員・人間側) 

インポスター(寄生生物に乗っ取られた乗組員・人狼側)

のどちらかに役割が振り分けられます。

クルーメイトの中に紛れ込んでいるインポスターを探しだす、

いわゆる人狼系のゲームとなります。

 

クルーメイトはそれぞれに与えられたタスクをこなし、全員がタスクを終えるか、

インポスターを全員追放できれば勝利

インポスターはそれまでにサボタージュ(妨害行動)等を活用し、

ひっそりとクルーメイトをキルしていき、

インポスターとクルーメイトの数を同数にできれば勝利。

 

これらのルールのもと、時折会議を交えながら進行していきます。

 

実際にやろうとしてみた。でも……

とにかくやりたくてやろうとしてみました。でもね。

当たり前の話ですが、このゲーム、1人では出来ないんですよ。

最低でも5人くらいは集まる必要があります。

長年ぼっちかましてきた自分には非常に厳しいものがありますよ。

幸運にも以前からゲーム友達として付き合いのある人たちはいますが、

何人も時間を合わせて集まることはなかなか簡単ではありません。

それでも何度か集まってプレイしてみましたが、数回程度。

それも初心者同士で遊んでみてもとても楽しいのですが、上達は難しいです。

マップを時折確認しながら、少しずつ覚えていきました。

 

大人数でやりたい!

Among usは8人以上揃うと大抵の場合、インポスターを2人にして遊びます。

これがまた楽しいんですよ。1人の時では出来なかった戦略性といいますか、

プレイの幅がグッと広がり、議論や考察も楽しくなります。

でもとてもじゃないけれど、8人も身内で集まる機会なんてそうありません。

ぼっちなもので。

そこで悩みに悩んだ結果、外部に人を求めることに決めました。

一大決心です。

 

Twitterで人を探してみた

これまであまりTwitterを活用してこなかったのですが、

Among usをやりたいあまりに使用する事にしました。

検索してみるとこれがたくさんあるんですよ。

やはり人気のゲームですね。少し募集してみたらたくさんの声をかけていただけました。

その中で初心者でも大丈夫そうなDiscordのサーバーに誘っていただいて、

実際に何ヵ所かで遊んでもらいました。

 

上手な人ばっかりだ!

身内でやっていた時には感じませんでしたが、

知らない人達ばかりのコミュニティに入っていくと、誰が誰なのか全く判別できません。

あたりまえの話ですよね。

発言を聞いていても、「うん?今誰が喋ったんだっけ?」となり

頭が混乱します。もうパニックです。

そうなると余裕がなくなり、プレイしている最中に、

どこを通ったか? 誰とすれ違ったか? 何をしていたか? 色は?

こんな事すらも記憶できなくなってしまいました。

本当に自分がポンコツだと思い知らされます。

 

・それでも議論はやってくる

頭はパニックでも、死体を発見したり、誰かがボタンを押せば会議が始まります。

そうなるとそれぞれ現在の状況だったり、目撃情報だったり、以前の行動から推測が始まったりして進行していきます。

最後にどこにいたかくらいは覚えていられますが、

  • いつ、誰と、どこで出会ったか。
  • スタートしてからの行動順は?

といった事柄をはっきり覚えていられないんです。

ところが他の皆さんはしっかり記憶しているんですよね。これが。

しっかりと把握して発言してきます。

そうして自分と他人との情報を元にこちらの行動にも突っ込んできます。

議論を交わして進行していくゲームなので自分も発言しなければいけないのですが、

記憶があやふやでろくに発言もままなりませんでした。

また、発言するタイミングも難しいです。

そもそもそれなりに出来上がっているコミュニティですと、

ある程度人と人との関係性が出来ていて、仲が良かったりします。

皆が楽しそうに発言している中で、自分が発言するのは躊躇してしまいます。

これがいわゆる“コミュ強”と呼ばれる人ならば気にせずいけるのでしょうが……。

会議には制限時間があるので、何も言えないまま終わり。という事もよくありました。

・脳みその違いを思い知らされた。

他のプレイヤーは自分の行動は当然として、

他人の動きや色、すれ違った順番・位置・時間軸なども

きちんと把握しているんですよね。

それを発言しながらも、会話を楽しむ余裕すらある。

それがなんとも羨ましい。

私は自分のタスクとマップの把握だけでもあっぷあっぷしているというのに……。

本当に自分のポンコツ加減が嫌になります。

 

Among usを楽しめるようになるために

まずは発言をしなければどうにも上達はありえない。

これは間違いないです。

そのためには行動している時間からの情報整理が不可欠だと感じました。

ポンコツなりに考えた把握のための第一歩は、

なんでも口に出してみる

これです。

  • 自分のいる現在位置
  • 他人の名前や色とすれ違った場所
  • サボタージュがあった時の周りの様子
  • 怪しさや違和感を感じた箇所 etc...

これらを行動しながら口にします。ぶつぶつと独り言みたいに。

とにかく頭の中だけではなくて、声に出してみましょう。

これだけでも結構違います。

それから自分の潔白を証明するには、

他人の潔白を発言するのがおすすめです。

自分の潔白要素ばかり挙げても信用されません。

他人を利用する。と言えば聞こえが悪いですが、

これは信用を取るゲームです。

何人もの行動を把握するのは難しいので、

誰か1人を決め、自分の行動と同じくらいに

これといった人物の行動を把握してみましょう。

その人物からの信用を得られ、また他人の情報を出すことにより

それ以外の人からの信用も得やすくなります。

また、時にはタスクだけではなくて情報を得る時間を作るのもいいでしょう

マップの中にはアドミンと呼ばれる入室記録が見られる場所や、

監視カメラの映像が見られる場所などがあります。

自分が発言したいなと思ったら、そこでの時間をあえて作り、

情報を得る時間にしてしまうのがいいと感じました。

そこで見たものを発言のとっかかりとしていきましょう。

また人気の場所なので他人からの目撃情報も得られやすいです。

インポスターにキルされる可能性もあがりますけどね!

 

最後に

Amons usは不思議な中毒性のあるゲームだと思っています。

ゲーム性自体ももちろん楽しいゲームですが、

人と楽しく話しながら、時にはふざけあい、

時には真面目に言葉を交わしあって仲良くなれる。

これがこのゲームの醍醐味だと思います。

何度も繰り返しプレイする事で、

あ、この人はこういう思考するんだな、とか。

この人はインポスターの時は大胆になるんだな、とか。

少しずつ相手の事がわかっていければきっと楽しい仲間が見つかるでしょう。

私もそこに羨ましさや憧れがありますし、

これからそういった気の置けない友人をつくりたいなと切に思います。

ぜひ誰か一緒に遊んでください。

 

Among usはマルチプラットホームゲームです。

どの機種で購入しても一緒に遊ぶことができます。

価格はそれぞれ、

・Steam版(520円~)

EPIC GAMES版(480円~)

Nintendo Switch版(520円~)

App store/Google Play版(無料~)

で購入できます。ぜひあなたもAmong usをプレイしてみませんか?