インドア系アラサーでも楽しく遊びたい。

いつまでもゲームや中二病が好きなんよ。

アラサーが辿ってきたアニメと現在の心境

こんにちは。oyuu3です。なんだか最近日々が楽しいです。皆様はいかがでしょうか?

昨今はたくさんのアニメが放送されていますね。

放送されている作品の選択肢が多すぎて、どれを見たらいいかな?と迷っては結局なにも見なかったなぁ。なんてことを繰り返してしまいます。

ようやく、お?これ面白そうだなぁと見てみたら本当に面白くて、

どうして見なかったんだろう!誰かと共有したい!」と思って放送年を確認すると、数年前の作品で、え?今頃その話してるの?なんて言われてしまう事が多いです。

10年前の出来事でも、「それ最近じゃん?」なんて感覚でいるアラサーです。

そんな時代遅れの私ですが、今回は自分の辿ってきたアニメのお話をしたいと思います。

 

初めてアニメに触れた記憶

 

これは恐らく、アンパンマンドラえもんですね。クレヨンしんちゃんかもしれません。

今でもそうだという子は多いのではないでしょうか。

これは親御さんの教育といいますか親心から来るものも大きいでしょうね。

子どもに見せても安心できる作品という点と共通の話題にできますものね。

 

という自我に関係ない話はこのくらいで、

自分の意思、興味を持ってアニメ作品というものを見たお話をしたいと思います。

当時小学生くらいだったでしょうか。夕方に『ドラゴンボールZ』という作品がアニメで放送されていました。

最近でも再アニメ化されましたね。一大ブームを巻き起こした大ヒット作品です。

私もご多分にもれず、大ハマりしました。

スラムダンク』『幽遊白書』『忍空』『るろうに剣心』あたりも同様ですね。

女の子たちの間では、『美少女戦士セーラームーン』が流行っていました。

今でこそ羞恥心を捨てて楽しめますが、当時は”女の子が見るものだから”という気恥ずかしさのあまりに視聴できませんでした。後にこっそり『おジャ魔女ドレミ』は見ましたが。

それでも同級生の子がよく主題歌を歌っていましたので、私は今でもソラで歌えるほどにはよく覚えています。

兎にも角にもアニメを見るという事の面白さを知った私は、そこから他の作品にも次々と興味を惹かれていきました。

『週間少年ジャンプ』に掲載されていた漫画のアニメ化作品は当然にして、

当時人気のあって放送されていたものは片っぱしから目を通していたような気がします。

 

レンタルビデオ店と出会い

話は変わりますが、皆様”ビデオ”といって通じるのでしょうか?

当時DVDなんて小洒落たものはなく、VHSという大きいテープに映像を記録して保存したものが主流でした。

映画のフィルムがありますよね?(わかるかな?)あれを少々チープにしたようなものだと思っていただければわかりやすいかもしれません。

多くの家庭ではこれを録画・再生できるビデオデッキがテレビ台の下に置かれていました。

私の育った家庭では両親がよくビデオを見ましたので、

ある日小学生だった私は、その影響でレンタルビデオ店に連れて行ってもらいました。

そこのアニメコーナーでは多くの作品があることに衝撃を受けた事をよく覚えています。

陳列されている作品群を眺めるだけで興奮を覚えました。

これが、私がアニメに傾倒していくきっかけとなるのです。

 

視聴していった作品

まずガンダムから入ります。略称となりますが、

『G』『W』『V』『Z』『ZZ』『初代』『0083』『08MS小隊』『逆シャア』『F91

これらを次々と制覇していきました。

その間にも特撮ものやゲームも並行して楽しんでいます。

これらを見ていくうちに中学生となっていくのですが、

そこで『アニマックス』というケーブルテレビのアニメ専門チャンネルに出会います。

これも親にねだり、加入させてもらいました。

そこでは色々な系統のアニメを24時間放送されており、録画を駆使しつつ、様々なジャンルのアニメを日夜見る日々でした。

視聴してきた作品の一例を申しますと、

魔神英雄伝ワタル2 』『ママレードボーイ』『天空のエスカフローネ』『魔法騎士レイアース』『ドラゴンクエスト』『とっても!ラッキーマン』『ウルトラマンキッズ』『少年アシベ』『無責任艦長タイラー』『魔法陣グルグル』『ふしぎ遊戯』『スレイヤーズシリーズ』『飛べ!イサミ』『新世紀エヴァンゲリオン』『地獄先生ぬ~べ~』『機動戦艦ナデシコ』『カウボーイビバップ』『YAT安心!宇宙旅行』『ポケットモンスター』『中華一番!』『夢のクレヨン王国』『ブレンパワード』『スーパーミルクチャン』『デジモンアドベンチャー』『仙界伝 封神演義』 それから……

おっと、キリがなくなってしまうのでこれくらいで。

とてもじゃありませんが羅列できません。

その後2000年代に入ってもたくさん視聴しておりました。

そこには立派なオタクが誕生していたのです。

 

アニメをあまり見なくなってしまった時期

なんだかんだと高校生くらいまではアニメとゲーム漬けの日々でした。

しかし大学に進学してから、あるいは成人してからだったでしょうか。

パタリと見なくなってしましました。

興味がなくなってしまったわけではないのですが、

生活環境の変化からか、はたまた精神的なものなのか。

毎週放送を追いかける。という行為が苦手になってしまいました。

そもそも作品を視聴した後に誰かと語りたいというタイプではなく、

自分の中で物語を消化できれば満足するタイプでしたので、

流行を追いかけたいという気持ちが薄かったからかもしれません。

気になった作品があれば見たい欲が出てくるのですが、

さぁいざ視聴するかという段になるとなかなか一歩目が踏み出せなくなってしまうんです。

一度間が開き、それが続くと慣れてしまい、やがて習慣になります。

気が付くと私は、違う事ばかりしているようになってしまっていました。

 

再び欲が湧いてきた

アニメとはあまり縁のない生活を過ごしてきた私ですが、

30も過ぎたところで、友人たちが様々なアニメをみているという話を聞いているうちに、何か見たいという欲が湧いてきました。

元々ゲームもたくさんプレイしてきた自分ですので、冒険ものや異世界ファンタジーなどは大好物です。(いまだに中二病やっているくらいですから

先日『Re:ゼロから始める異世界生活』を1話からすべて見終えました。(遅いと言われてしまうのでしょうか……?)

年甲斐もなくボロボロと泣いてしまいました。

特に白鯨と呼ばれる強敵と戦うさなかで、様々な陣営から戦力が集結していく場面があるのですが、

その世界では14年前人類は白鯨と戦い、手痛い敗北を喫しています。

ヴィルヘルムという老紳士も騎士として戦いましたが、その戦いで妻や多くを失った1人でした。

その雪辱を晴らすために、彼を慕ってすでに現役の騎士を引退した者たちが、次々とやってくるのです。

もう老年でしょうに現役の騎士らと違わぬ士気と、変わらぬ研鑽を持ってです。

そうして主人公に代わるがわる頭を下げ、礼を述べていくのです。

戦う機会をくれてありがとうと。

戦う力を持たない子どものような年齢の主人公にですよ?

なんて高潔な人たちなのだろうと声を出して大泣きしてしまいました。

そして見終わった後には、こういった心を揺らしてくれる作品に出会えるのであれば、

再びアニメというものに向き合いたいと、思えるようになったのです。

 

最後に

年齢を重ねてきて人恋しくなってしまったようで、

自分の気持ちを他人と共有したいという欲が最近出てきました。

自分が感じた事は他人にはどう感じられたのだろうか。

同じ場面を見ても、人によって全く違う事を考えるのが人間だと思います。

そういう個人の感想レベルのものを、熱量を持って語り合いたい。

そう思うようになりました。

これまであまり他人におすすめの作品など聞いてこなかった私ですが、

ここ最近はよくおすすめを尋ねるようになりました。

その中から自分の気に入った作品を探し出し、またそれを語りあう楽しさ。

これをいい歳してから覚えてしまいました。

昔気質のオタクでしたので、そういうものは個人の中で、あるいは狭いコミュニティの中でだけ消化するものなんだと思っていましたし、それで充分満足していたのですが、

アニメを通じて、こういう楽しみ方があるんだなあと、教えてもらいました。

あぁ、書いているうちにまた、熱が高まってきたようです。

さぁ、今日は何を見ようかな。

 

ティーンズ向け娯楽小説とアニメ化の変遷についてアラサーが思う事

 

皆さまこんにちは。最近、楽しんでいますか?

昨今の文字媒体における娯楽作品として、

小説家になろう等のユーザー投稿作品から人気を博すものが主流となっていますよね。

スマホ一つで気軽に無料で読めますし、熱量の高い作者さんは

毎日のように投稿していますので日課として楽しむ人も多いのではないでしょうか。

多くの人が面白い!と感じた作品は書籍化やアニメ化などもされていて、

昨今の流行アニメを見ると原作は、いわゆるなろう系と呼ばれるものが非常に多くてビックリします。

これはひと昔前からオタクやってる人間からしたら異例のことなんです。

今回はアラサーから見たメディアミックス作品について語らせてください。

 

 

 

ライトノベルとメディアミックス

今でもありますが、ひと昔前はティーンズ向けの文字娯楽としては、

ライトノベルが主流でした。

これは各出版社がそれぞれ賞レースのようなものを開催して、

年に数回作品を募り、その中でプロが審査を行い、見込みがあるとされた作品を表彰し、各媒体が持っている月刊誌等への掲載や、賞金の獲得、

実際にライトノベルとして本を出版してもらえるといった内容のものです。

当時は個人で発信して書籍を発行するという文化はほとんどなく、

せいぜいがコミックマーケットなどで同人作品を出す程度のものでした。

その中でプロの小説家を目指すのであれば、この賞レースで入選するくらいでしか道がありません。

多くの人が書籍化を目指して応募していた。

そんな時代でした。

ましてアニメ化ともなれば、そのやっと書籍化できた作品が各出版社で人気を博し、

本をたくさん売り上げることのできたほんの一握りの作品でしか成し得ませんでした。

 

なろう系と呼ばれるオンライン小説投稿サイトの誕生

そういった時代ですので、少なからずお金を出さなければティーンズ向け小説を読むことはなかなか出来ませんでした。

その後同人活動の一環として、SSと呼ばれる、2ちゃんねるなどの掲示板サイトに2次創作作品として個人が気軽にストーリーを投稿する文化が出てきました。

当時はスマホではなく、まだガラケーの時代でした。

無料で気軽に他人が創ったストーリーを読め、原作ではありえなかった【if】の展開を上手に話として成立させた作品に出会うと、とても楽しかった事を思い出します。

2000年代後半には、「ケータイ小説」ブームなども起こりました。

そういった作品を集めた、いわゆる「まとめサイト」なども現れ、文化としてそれなりに定着していきました。

今にして思えばオンライン小説投稿サイトのはしりではないでしょうか。

そうしてネットで小説を読むのが定着してきたころ、小説家になろうなどのユーザー小説投稿サイトが台頭してきたのです。

 

『好きな作品にお金を落としたい』という意識の変化

先ほど述べたように、以前はお金を払ってから作品を読むのが当然でした。

しかし現在は、まずは無料で個人が書いた作品を手軽に読むことができるようになりました。

その中で好みの作者・作品をこれまた個人がSNSや口コミなどで拡散したり、

応援することによって書籍化、アニメ化に至る道が出来ました。

これによって好みの作品にお金を落としたい

といったようなファン心理の変化が生まれたように思います。

買って読んでみるまでわからない。

ある意味でギャンブルのような作品の知り方も楽しかったですが、

広く受け入れる入口としては、気軽に誰でも読めるという形式は

とても優れていますし、

気に入れば応援したいという人がたくさん出てくるのもなるほど道理ですよね。

 

作品のアニメ化について

作品の知名度の広がり方にSNSなどが使用されることによって、

全くその作品を知らなかった層からも認知されるようになりました。

これは元々ライトノベルなどの原作を知っている人たちからのみファンを得られる作品と比べて、とても優位性があります。

世の中の人に広まっていく速度が段違いだからです。

製作する側の方も認知度や期待度がなければ作れないですからね。

元々小説や漫画からドラマを作られることなどはありましたが、それも認知度や人気があっての話です。

今や情報が拡散していく速度が違いますから、

書籍化と同時にアニメ化、コミック化されることも珍しくありません。

私は、一創作物ファンとして、昨今の次々とメディアミックスされていく現状を好ましく思っています。

いつだって自分の好きなものが認められるというのは嬉しいものです。

まぁ、ただブームに乗っかって雑なつくりでとりあえず作っちゃいました!

が感じられるような完成度のものは勘弁してほしいですけどもね。

 

最後に

ユーザー小説投稿サイトが流行したことで、

その界隈でブームや傾向が生まれたと思いきや、そのジャンルが乱立して、

あっというまに次の流行へと移行する。

そんなループがよく発生しています。

コンテンツの消化速度が当然のように早まっていて、

ともすればジャンルでの立場の奪いあいのような、競争しているかのような感覚を覚えます。

下手をすれば他人の作品の良いとこどりだけして、中身の薄い、どこか見た事のあるような内容の作品もあるかもしれません。

人気を得たい人がいる以上、ある程度は仕方のないことかもしれませんが、しかし多くの作品に触れるユーザーが増え、

目の肥えた読者も増加してきています。

その中で人気を獲得し、メディアミックスされた小説作品はやはりどこか光るものがあるものです。

作者の熱量や技術も多分に込められているでしょう。

それらがコミック化やアニメ化された時には、

ファンサイドも、製作サイドも、を持って作品に関われる文化であることを私は、いつも願っています。